2026-08-05 配信振り返り
8月5日の配信まとめです。
今回は囲碁サイトPlaygo.ggのBotと囲碁を打ってみました。
その途中で見えたことをまとめています。
第一局。アズリル(レート3000)との黒番。
白が△と飛んだ局面。
黒が足早に進行して、攻められる石もないので、少し黒が打ちやすいかなと言う場面です。

実戦は下辺の黒と右下の黒を割かれたくないので黒1,3と連絡を確実にしました。
ただ、これはあまり良くなかったようで、白4と打たれてみると、右辺の黒と右下の黒が繋がるのが難しいのです。

実戦は黒1とツケましたが、黒7までとなって、白×と打たれると割かれてしまいます(実戦は白×とは打って来ませんでしたが…)。

ちなみに黒7に代えて黒7のサガリなら連絡しているかと思いきや、
白8,10とコウに粘る手があって、これはこれで難しい形勢のようです。

というわけで、黒1では、こっちを連絡しておくべきでした。
右下の黒と下辺の黒は、白が切ろうと思えば切れるのですが、あまり良い形で切ることができません。

白2なら以下黒7まで白2子が身動き取れませんし、

白2と反対側をツケるなら、切断することはできますが、下辺の黒は白1子を抱えて簡単に攻められる石ではありません。
この後、白が間違えて運よく勝ち。
第二局。ミスティ(レート3100)との白番。
Bot一人一人(?)にバックグラウンドがあるみたいで、ちょっと面白かったです。

さて、盤面。黒△と跳んで連絡を絶たれた局面。
この時点では黒が良いかなと思っていました。
けど、局後にAIに聞くと、白が若干良かったらしい。
よくよく考えると、右半分はもともと黒の勢力圏なので、これぐらいでバランスが取れていたんですね。
この辺は、相手のレートを見て少し悲観的になっていたのかもしれません。

実戦は白1と下辺の一団を補強しましたが、これはあまり良くなかったようで、
黒2と打ち込まれて、途端に打つ手が難しくなりました。

白1では右辺を守っておくのが急務でした。
下辺の白は黒Aなら白B、黒Cなら白Dで今すぐ封鎖される心配はないですし、
いざとなったら白Eからの一眼もあります。

そして実戦の続き。
普通にやると悪くなるのでは?と思い、実戦は白3と変化しましたが、これもまた良くなかった。
この辺は、悪手が悪手を呼んでしまっている感じでした。

白3はノータイムで打つなら白3。
これを避けたのは黒4~6で黒が良いと思ったからですが、白7と補強しておいてこれで互角だった。

黒4とハネ出されてからは、人間的には一本道。
黒12まで白の眼形がなくなって弱い石が2つできてしまい、完全に主導権を取られてしまいました。
この後、黒が間違えて運よく勝ち。
悪くなってからの、ちょっと頑張る打ち方が意外と冴えていたかも知れません。
というわけで、Playgo.ggのAI Botと2局打ってみました。
一般的なAIだと、序盤〜中盤で形勢が悪くなるとそのまま押し切られることが多いんですけど、Playgo.ggのボットはそういう感じじゃなくて、中盤以降にも十分チャンスがありそうな感じでした。
昔の教師あり学習のAI(RayとかLeelaとか)みたいな“人間らしさ”のある手の選び方です。
最近のAI囲碁事情にはそこまで詳しくないんですが、KataGoのHuman networkあたりを調整して使っているのかな、なんて想像しています。
「ちょっと人間っぽいAIと遊んでみたいな」という方には、Playgo.ggのBotはけっこう良い相手だと思います。